受験戦略で勝った、とある「怠惰系」に迫る!
はじめまして。
ぽつぽつゼミの塾長「ぽつぽつ」です。
この記事では、ぽつぽつの受験成功体験を紹介します。
現役で名古屋大学工学部に合格した「怠惰系」の一人です。
それでは私の受験成功体験をお伝えします。
ぽつぽつの高校受験
受験勉強を頑張ろうとしたきっかけ
私はもともとある程度地頭がいい子でした。
しかし、やる気がでない。
中1の定期テストでは20位/120人だったのが、中2の半ばでは全体順位の半分ほどに。
高校教師の親に「ぽつぽつは今の実力だとこのぐらいだな」と提示された高校は、偏差値60ほどのいわば自称進学校でした。
プライドの高い私は、それが許せませんでした。
そこでFPSが大好きだった私は、
「じゃあ県内1位の学校にいったら、ゲーミングPCを買ってよ」
というなんとも無理矢理な返答をしました。
しかし、そこで親はすんなりそれを受け入れてくれました。
そこで私は受験の目標を見つけました。
ものにつられるという非常に浅はかな理由ですが、目標であり、モチベに違いありませんでした。
入塾、そして加速する受験勉強
受験勉強を始めた私は、県内1位の高校に行くならば手っ取り早く塾に入ろうと決めました。
その県で最も知名度のある塾に入塾した私。
授業を受けることよりも、自ら勉強を進めるほうが性に合ってた私は、塾のテキストに圧倒され、授業そっちのけでテキストをむさぼるようにやりまくりました。
恩師との出会い
授業そっちのけで勉強をしていたのですが、O先生の授業だけは真面目に受けていました。
教え方ももちろん素晴らしかったのですが、O先生は勉強だけでなく、授業の初めに毎回小話をしてくれました。
O先生の家庭の話、友人の話、色々な話をしてくれたのですが、
その話は常に受験に活き、また学生ならではの悩みを解決する糸口になるような話ばかりでした。
受験を勉強だけでなく、マインドからも支えてくれたO先生のおかげもあり、受験勉強で病むことなく安定して成績を伸ばすことができました。
合格と受験勉強を経ての成長
受験勉強に熱中した末、私は県内1位の高校に校内2位で合格しました。
またその年、県内で唯一数学で100点を取りました。
こうして、このままのモチベで高校生活を謳歌する「予定」でした。
ぽつぽつの大学受験
再び襲いかかるやり切った感
高校に入学したはいいものの、その後の目標を見失ってしまいました。
勉強そっちのけで友人と遊びまくる毎日。
私の成績はみるみる下がっていきました。
定期テストでは、学内200位/280人まで落ち込み入学当初目標だった旧帝大に手の届かないところにいました。
大学受験のきっかけ
そうこうしているうちに、高2の冬を迎えました。
学校が受験ムードになり、私もそろそろ受験勉強を始めないとなと思っていたのですが、そう簡単にやる気は出ませんでした。
そんなある日、いつものようにYouTubeをみていると気になる動画がありました。
その動画はCASTDICE TVの「CASTDICE 数学参考書ルート決定!」という動画でした。
なんとなく動画を見始めたのですが、見終わった頃には根拠はないが私でも受かるかもしれないという自信が湧いていました。
受験を戦略で乗り越える
ただ、今のままがむしゃらに勉強しても真面目に勉強している他の生徒に追いつけないと感じた私は、1ヶ月間勉強をせずに参考書ルートをみつける作業に移りました。
いろんな動画を見漁り、書店に赴き様々な参考書をみつけ、とうとう自分なりの参考書ルートを見つけました。
そうして受験勉強を開始した私。
途中で今の実力にあった参考書に変更したりしましたが、その参考書ルートを信じ続けて勉強を進めました。
その中で、他のみんながやっている世間でいいとされる参考書に手を出すこともありましたが、私には合わず成績が伸び悩まないということもありました。
「世間でいいとされている参考書」と「自分にあった参考書」は違う。
それをこのブログを読む受験生のみなさんに教えたい、と思いこのブログを始めました。
受験期は私は学校の授業をほとんど聞いていませんでした。
それは、私には教えてもらうより自分で模索したほうが合っていたからです。
定期テストでいい点を取れなくても私は動じませんでした。
学校の授業を聞いていないのだから、学校の定期テストが苦手で当然。
志望校の模試の結果だけをみて勉強し続けました。
ただ、あまりに独自の勉強法はまたもがむしゃらにやることになるため、いくつかの勉強法を学びました。
DaiGo著の「超効率勉強法」はその時にとても役に立った本です。
また、受験期に意識していたことは高校受験の時と同じく、受験勉強に切羽詰まりすぎないということです。
私の周りには、同じく参考書で勉強をする仲間がいたので全くしんどさを感じず、楽しく受験期を過ごすことができました。
そうして受験に対して戦略で立ち向かった結果、第一志望の名古屋大学工学部に現役合格することができました。
その年の私の高校からの進学実績はあまり良くありませんでした。
落ちた人の共通点は、ただ言われた通りに受験にがむしゃらに立ち向かっていたということでした。
私は一生懸命にやったことは報われるべきだと思います。
しかし、非情なことに受験はそうでありません。
私は受験生に少しでも努力が実って欲しいと思い、このブログを始めました。
このブログで伝えたいこと
ここまで貴重な受験勉強の時間を割いて読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。
ざっと私の受験を通して大切だと思った経験をまとめると、
- 受験勉強はがむしゃらにやっても意味がないこと
- 受験は勉強だけでなく、精神も整える必要があること
- 逆転合格には、戦略が必須なこと
- 人によって合った参考書は違うこと
私はこれらを伝えられるブログを作りたいです。
このブログは、主に「逆転合格」をしたい人に読んでいただきたいです。
学校の勉強をおろそかにし、もう間に合わないのではと感じている人に「戦略」で勝つ方法があるということを伝えたいです。
もちろん、このブログは順調に受験勉強を頑張れている人にも活きる内容だと思います。
みなさんの受験を戦略で支えるためのブログを、今後もよろしくお願いします。
計画のない目標は、ただの願望にすぎない。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ