勉強法

エビングハウスの最も効率のいいタイミング「ウォズニアック式」はアプリで復習の質を格段に上げるのだ!

potsupotsu

ぽつぽつゼミに通うたいだくんは言われた通り合格ルートを立てて、日々勉強していました。

ただ、勉強していくと自然と悩みも出てきますよね。

たいだくんも類に漏れず悩みを抱えていました…

まだ合格ルートを立てられていない人はまずこの記事を読もう!
合格ルートを作ろう!
合格ルートを作ろう!
たいだくん
たいだくん

勉強の習慣はついてきたけど、あまり身についている実感が湧かないんだよな〜。

なかなか1回勉強しただけじゃ身につかないし、参考書を1冊完成させることはできるのかな…

あるあるの悩みだな。

ちなみにたいだくんは知識をインプットする時、一番頭に定着するタイミングはいつだと思うかい?

たいだくん
たいだくん

それは流石に1回目でしょ!

何も頭に入ってない状態から知識を入れるんだからその段階が一番頭に入っているはずだよ。

正解は2回目、3回目、とそれ以降に復習するタイミングが一番定着するんだ。

ちなみに後にまた話すけど、1回目勉強した1時間後にはもう56%も忘れているんだぞ。

たいだくん
たいだくん

え〜!!!!そんなに〜!?!?!?

今回の記事では「ウォズニアック式分散学習」という復習タイミングの説明と具体的な使い方についてお話ししていくのですが、これは勉強の「傾き」を大きくするのに非常に役立つものとなっています。

今回の記事を読むことでたいだくんが持っているような不安が解消され、勉強の質を高められるようになるので、ぜひこの記事を読んで普段の勉強に取り入れてみてください。

復習の大切さ

たいだくん
たいだくん

復習がいくら大切っていっても1回の勉強でちゃんと覚えればいいと思っちゃうんだよな〜。

実際定期テストは徹夜でもちゃんと取れたりするし。

たいだくん、定期テストと受験勉強を一緒にしてはいけないんだぞ。

これらは短期記憶と長期記憶で脳の使い方がぜんぜん違うんだ。

短期記憶とは、いわばすぐに捨ててしまうメモのようなもので、情報を取り入れてそれを同時に使う時の能力です。

特に短期記憶は海馬という脳の部位と関係があるのですが、この海馬は脳の司令塔と呼ばれ即時に判断してくれる非常に優れた機能を持っているのです。

しかし、あくまでも司令塔なので記憶をたくさん保持することは得意分野ではありません。

海馬が忘れても良い情報だと判断することで私たちは情報を忘れることができるのです。

定期テストなどの一夜漬けの勉強は頭にいれてすぐに使う情報なので、なんとかなっていたと思うのですが、受験勉強ではそううまくはいきません。

次に長期記憶とはその名の通り長期間記憶するものです。

長期記憶は脳の大脳皮質という部位と関係があるのですが、この大脳皮質には容量の制限がありません。

海馬がこの情報は生きるのに必要な情報だと判断することで、大脳皮質に保管しようとするのです。

ここで生きるのに必要な情報と判断させるために私たちが行えることが、復習なのです。

復習をして何度もその情報に触れることによって脳に必要な情報と判断してもらうことができます。

このように受験勉強には復習が必須の存在となるのです。

他にもエビングハウスという研究者が復習の大切さを実験的に証明しているので紹介します。

エビングハウスの忘却曲線を改めて理解しよう

このグラフがエビングハウスの忘却曲線です。

赤い線は復習をしなかった場合なのですが、人間の脳は指数関数的に忘れてしまいます。

しかし、復習をすることで覚えている割合がまた100%の状態となり、これを繰り返すと長期的に記憶できるようになるのです。

エビングハウスの忘却曲線では復習の大切さについて科学的に証明しているのですが、具体的なタイミングについては触れられていません。

次の章で、効果的なタイミングについて紹介したいと思います。

効果的なタイミング「ウォズニアック式分散学習」

ぽつぽつが受験期の時に効果的な学習法を求めてメンタリストDaiGo氏著の「超効率勉強法」という本を読みました。

そこでは多くの学習法について紹介されていたのですが、エビングハウスの忘却曲線のさらに効果的なタイミングについて書かれていました。

それが「ウォズニアック式分散学習」です。

これは、ポーランドの研究者ピョートル・ウォズニアック氏が考案したもので科学的に最も効果的なタイミングとなっています。

具体的なそのタイミングは、

  1. 最初の復習は1〜2日後に行う
  2. 2回目の復習は①の7日後に行う
  3. 3回目の復習は②の16日後に行う
  4. 4回目の復習は③の35日後に行う

というものです。

ただ、これを実際に普段の学習に組み込みたいのですが、なかなか難しいですよね。

そこで私は「Trello」というアプリを使う方法をおすすめします。

「ウォズニアック式分散学習」の使い方

まず、Trelloのアプリをダウンロードして、アカウント作成をしてください。

Trelloのアカウントを作成したら、PC版で表示してください。

新しくボードを作成すると、リストを作成というボタンが出てくるので下の画像のように追加してください。

次にリストの右上にある「…」をタップし、「カードがリストに追加されたとき…」をタップします。

アクションを追加すると「期限または開始日を設定」というボタンがでてくるのでタップすると、下の画面になります。

日付のアクションを上記の画面のように設定して保存します。

これを2回目の復習、3回目とウォズニアック式分散学習のタイミングにそって設定してください。

あとはその日に勉強したい参考書の問題を入力し、その期限にしたがって復習していくのみです。

人は何をしようと考える時間が一番疲れてしまうからこそ、復習タイミングをアプリに任せることにより、今の勉強に集中できるわけだ。

まとめ

今回は復習の大切さから科学的に効果のある復習タイミング「ウォズニアック式分散学習」について紹介しました。

最後に大事なことを一つ伝えます。

それは、復習1回1回を大切にすることです。

ウォズニアック式分散学習に沿えば気楽に復習してもよいというわけではありません。

この効果的な復習タイミングでさらに勉強の質を高めるために、具体的な勉強法についても取り入れていくべきです。

また別の記事で紹介したいと思っているので、楽しみにしていてください。

人間は忘れる生き物である。

ヘルマン・エビングハウス

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圧倒的戦略で逆転合格した「怠惰系」
はじめまして、ぽつぽつです。みなさんの逆転合格を「戦略」で叶えるためにブログを書いています。
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